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日々のこと


by huit_me

はじめに


 こんにちは。huit(ユイット)にようこそ。

 ここは、小説とエッセイで構成されています。
 (※最近詩も増えました!)
 まとめて小説をご覧になりたい方は、カテゴリで「小説」を選んでいただけたら
 助かります(エッセイも同じく)。

 まとまりがない作品たちですが、読んでくださる人たちを
 少しでも楽しませることができたらと思っています。
 huitは、たしかフランス語で「8」という意味かと思いましたが、
 むしろその軽い語感に惹かれました。

 ユーモアとウィットを兼ね備えたような、
 明るい「知性」を目指していきます。


 6月2日の日記

 なんですかこの天気。
 ああそうか、もう6月だから梅雨でいいのか。
 五月晴れがなかったね、なんだか。

 悩むことにイヤになると、
 自然悩まない環境に身を置きたくなって、
 実際にそのように行動するので、
 人というのは順次適応して生きているのだと思います。

 人と密接に関わって失敗したりすると、
 もう本当に、人に会わないようにしてる自分がわかるよ。

 まあこんな時期があってもいっか。
# by huit_me | 2009-01-22 20:14

 今日は馬鹿みたいな話をひとつ。

 人は人を変えられるけど変えられないってこと。

 どーしてもみんなが、「この子ワガママが直ればいいのに」って

 女の子がいた。

 でも幾ら指摘しても直らないし、指摘するたびにすごくキレるから、

 みんな指摘すんのもイヤになっちゃった。

 でもこの子変わればいいのにって願い続けてたの。

 本人もすごく悩んでたと思うよ。

 「あれ、私自分らしくしてるのに、どうして周囲とうまくいかないんだろ」って。

 念願叶って、とある出会いがきっかけで、彼女はそれに気づいた。

 そして、ぽつりと一言言った。

 「私ってワガママだったこと、気づいた」って。

 いわく。

 ワガママってことは知ってた、けど、ワガママを一生懸命自分なりに
 
 我慢してたんだって。

 それでもワガママって言われるなら、ワガママに生きるって。

 でも、これだけ聞くととてもワガママに聞こえるけど、実はそんなことなくて、

 自分が本当に自分のワガママな部分をとらえることができたから、
 
 彼女は場所に応じてワガママを言わなくなったの。

 自分を認めたり、とらえたりって、なんてすごいんだろう、

 なんかすごく、あっさりしているというか、とても簡単なことなのに、

 うーん、、なんか本当にすごいね。全然ちがう。すごく変わる。

 でも一歩彼女はそこから、ともかく、歩き始めたんだよね、

 それじゃあどうそのワガママに付き合っていこうかと。

 私は素直に嬉しかったけど、私が何度同じことを言っても、意味なかったのかなって

 思うと同時に、彼女を変えた人だって、もともとは彼女を知らない他人だったのだから、

 私の言動が誰をどういつ変えるかなんて、実は分からない。

 だからもう言いたいこと言ってしまえって思ってさ。

 先輩にもね、言いたいこと言ってしまえってよく言われる。
 
 もう言いたいこと言ったって、わかる人にはわかるから。

 結局素の自分、分かっちゃうからって。

 そだよね、なんとなく、お世辞は分かるし、ぶっきらぼうでもあたたかい人も分かるし、

 なんとなく分かるよね。

 本当に自分の心は自分のものであって自分のものでなくて、

 他人の心は他人だけのものだと思ったらまたこれも間違いで、

 やっぱりどこかでつながっているのだと思う。

 「自分だけが」という心のいやらしさを感じながら、

 でもそんな自分が愛しくもあるわけで…。

 

 

 

 
# by huit_me | 2008-06-03 22:00 | エッセイ

街は多かれ少なかれ、喜びも悲しみも抱えることになる。

冬の街もあれば夏の街も、明るい街も、
電灯が十分に宿っていない素朴な街も。

どんな街にも必ず人は集まる。
ある人は商売し、生活し、ホームレスになり
ケンカがあったり、子供が生まれたり。

人の生きる力も負の部分も包括してしまう。
幾ら「街を明るく」という標語を掲げても、様々な人がやってくる。

街という気質は、どれほど人と離れたくても、
人からは決して離れられない。
# by huit_me | 2008-05-18 17:44 | エッセイ

方角


 気のかたちは、
 それぞれ、方角を持っているんだ。

 樹木・草花→東
 太陽・灯火→南
 山・街→中央
 岩石・宝石→西
 海流・川→北

 こんな感じ。
 東は和を重んじる、西は自由を、南は明るさ、北は冷たさを。

 中央はバランスを。
# by huit_me | 2008-05-13 23:01 | エッセイ

恋愛事情

今書いている小説が思いのほか同性愛の方向へ行っているので
「おいおいおい、ちょっと待てよ」と思いながらも止められない。

これなんだろな。
なんでだろな。

でもまあ困るわけじゃないし本人たちがそうしたいって言うなら
もうしょうがない。

同性愛ってなんか不思議なもので。
BL(ボーイズ・ラブ)って今流行ってるけど、
あれってなんでだろなって思う。

全然嫌いじゃないしむしろエロいシーンがあるのは、
結構好きなんだけど、作品として完成度が高いものが
増えるに従って、いったいこれってなんでだろって思う。
私はなんだろな…、BLでなくても、レディコミでもいいんだよね、多分。
だからそれ以外に理由があるなら、知りたいんだよね。

なんか全然授業の内容忘れてしまって恐縮だけど、
心理学で、一時、女性はものすごく男性に憧れる時期があるって
聞いたことがあって。女性が男性になろうとするのね。
確かに自分にも身に覚えがあって、中学生のときに男言葉使ったり、
男の子っぽい格好を急にし始めたり。。

それをずっと引きずっているのかなと思う瞬間がある。

あと女の子が、ジーパンとか、男の子っぽい格好しても全然違和感ないけど
男の子が女の子の格好すると「女装」ってくくりになるの、なんでだろなって。

男性が女性になりたいって思う瞬間はないのかな。
でもユリ(レズ)で男性向きのものは、かなり萌えやら性欲やらって
思ってしまうけれど、それ以外にもあるのかな、理由が。

私思うんだけど、結構今の20代の性のあり方って、
30、40代からするとかなり違うような気がするんだよね。
環境ホルモンの影響でカキの性別わかんないっていうニュース見た瞬間、
「あ、これ人間もそのうちそうなるな」って、思わずにはいられなくてさ。

なんかもっとこう、大きな理由がある気がするんだよね。BL人気には。
女性が積極的に性を求めるようになったとかさ、
なんか、理由が。

いろんな理由で、未来はもっと恋愛事情が変わってくるんだろね。
「好き」って気持ちが残れば、私はなんでもいいけど。。
# by huit_me | 2008-05-11 00:34 | エッセイ